活動

 エジプトで「はだしのゲン」アラビア語版の翻訳と出版(現在、1巻~5巻まで)に奮闘している、カイロ大学のマーヒル先生を応援し、全10巻出版を目指し、アラビア語圏の人々に広く読んで貰うよう、大学や学校、公共の図書館などにも寄贈して、核の恐ろしさ、平和の大切さをゲンを通して知ってもらおうというプロジェクトです。受注生産なので、期限があります。ネットで注文できますので、皆さん、ゲンを応援してください。拡散大歓迎!

公式ツイッターは、
Tシャツの受注サイトに行くと、
こんな画面が現れますので、そこでクリッククリックで進んでください。
ゲンのTシャツ受注サイト画像.jpg

※本商品は受注生産となります。受注締切り後、生産→発送となりますので、発送までにお時間をいただきます。予めご了承下さい。

締切り 2019年5月17日(水)23:59までのご注文

2019年4月吉日

 正会員各位

                        特定非営利活動法人はだしのゲンをひろめる会

                              理事長  浅妻南海江

はだしのゲンをひろめる会第7回総会 ご案内

拝啓

 うららかな春の日差しが心地よい季節となりました。皆様にはお元気でご活躍のことと思います。

 平素は本会事業に格別のご支援をいただき、厚くお礼申し上げます。

 さて、2013年5月に設立したNPO法人はだしのゲンをひろめる会は、下記の要領で7回目の総会を開催致します。

 この6年の間に『はだしのゲン』は新たにアラビア語版、シンハラ語版、中国語(繁体字)版等が翻訳・出版され、これまで24言語で出版されて国内外の子供たちに読み継がれています。また本会設立以降の累計で45カ国に『はだしのゲン』54セット、『Barefoot Gen』125セットなど寄贈することができました。

 今後も、核兵器へ警鐘を鳴らし、平和を願う少年ゲンの一層の活躍を願い、皆様と共に活動を続けて参りたいと思います。

 万障お繰り合わせのうえご出席いただければ幸甚に存じます。

敬具

 日  時:2019年5月19日(日)13:00~14:00

 会  場:石川県保険医協会会議室 電話076-222-5373

      (金沢市尾張町2丁目8番23号 太陽生命金沢ビル8階)

 運営次第:第1部 DVD上映「あの人に会いたい―中沢啓治さん」(NHK映像ファイル)

      第2部 総会議事                                        

 

 昨年8月にコスタリカの国連平和大学図書室に「Barefoot Gen」1セットの寄贈に協力いただいた沖本直子さん(広島出身)を介して、国連平和大学から本会に寄贈お礼状が届きました。本会HPに紹介します。

 

  

 10月10日、石川県原爆被災者友の会は金沢市都市整備局・緑と花の課に卯辰山玉兎ヶ丘の「平和の子ら像」の標識づくりを要請しました。この要請は、原爆犠牲者追悼碑「平和の子ら像」前で毎年夏に行なわれている原水爆禁止平和行進や〝反核・平和おりづる平和のつどい〟(注)に初めて参加する人から「玉兎ヶ丘」「平和の子ら像」の所在地がわからず、迷ったという声が度々寄せられるためです。

 被爆者友の会からは西本多美子 会長、池田治夫事務局長が参加し、緑と花の課の矢嶋憲次主事、東野智仁主事と懇談しました。

(注)反核・平和おりづる市民のつどい実行委員会は石川県原爆被災者友の会の呼びかけで1981年に結成され、現在は次の7団体が参加しています。

石川県原爆被災者友の会、石川県青年団協議会、石川県生活協同組合連合会、原水爆禁止石川県民会議、原水爆禁止石川県協議会、核戦争を防止する石川医師の会、NPO法人はだしのゲンをひろめる会

 

 

(要望事項 1)「卯辰山・碑マップー金沢の歴史探訪」に平和の子ら像を掲載すること

 金沢市が発行しているリーフレット「卯辰山・碑マップ」には卯辰山に建立されている顕彰碑・功労碑・歌碑・句碑・書碑など56ヶ所が紹介されているが、平和の子ら像は紹介されていない。このリーフレットは金沢市緑と花の課HPにも掲載されている。インターネットにより、卯辰山の碑を検索する世代もあるため、平和の子ら像を追加紹介してほしい。

(回答)「卯辰山・碑マップ」は金沢市観光交流課が2013年3月に作成したもの。なぜ平和の子ら像が紹介されていないのかは不明。このリーフレットの改訂時期について観光交流課に照会する。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(要望事項2)「玉兎ヶ丘」「平和の子ら像」の所在地がわかるように標識を建てること

 現在は(城下町みて歩きー望湖台コース)の道路上に「玉兎ヶ丘」の標識が二本あるが、分かりにくい場所にある(写真下)。「玉兎ヶ丘」の所在地がわかるように望湖台バス停前と「玉兎ヶ丘」裏側の階段口にも標識を建ててほしい。また「平和の子ら像」入口の標識も要望する。

(回答)「玉兎ヶ丘」の標識づくりの要望については現地調査のうえ、改めて回答する。「平和の子ら像」入口の標識については、個別対応となり難しい。

 

 

 

 

 11月6日、金沢市緑と花の課から西本会長に次の回答がありました。

(回答)リーフレット「卯辰山・碑マップ」の改訂時期は未定だが、金沢市緑と花の課HPへの追加掲載は速やかに対応する。

(回答)以前に「玉兎ヶ丘」の標識は入口付近に建てられていたが、現在はなくなっている。今回要望された「望湖台バス停前の入口」と「裏側の階段口」の標識を来年度予算で作成する。 

 

 今年で建立20年を迎えた「平和の子ら像」が、歴史を刻み、希望を託した〝平和を願うバトン〟として、子どもたちや次の世代に受け継がれることを期待しています。

 

 

 

 

コスタリカの国連平和大学図書室に「Barefoot Gen」を寄贈いただいた沖本直子さん(左)と同大学の図書館長  Katia  Moraga-Veraさん

   はだしのゲンをひろめる会HPのお問合せフォームを介して、コスタリカの国連平和大学に『はだしのゲン英語版(Barefoot Gen)全10巻』を寄贈したいと連絡いただいた沖本直子さん(広島出身)の協力を得て、8月24日に、国連平和大学(UN University for Peace)のHead LibrarianであるKatia  Moraga-Veraさんに『Barefoot Gen』をお渡ししました。今後、同大学の図書館に置かれ、閲覧されます。

 

 

初日(8月2日)、オープニングセレモニーで挨拶する西本多美子さん(石川県原爆被災者友の会会長)

 

昨年に引き続き、友禅作家の志田弘子さんのタペストリー11点も展示しました。

平和のパネル展に寄せる想い

2018年  夏  平和パネル展に寄せて  志田弘子

友禅染を生業として、45年余りになります。

子育て時代、子ども達が寝静まった夜更け、そーっと、童子に目鼻を描きました。独学で失敗ばかりの多い中、ほんの1人,・・命を吹き込むことのできたような瞳に出会えた時、自分の子ども達と重ね合わせて、同じくあどけない多くの子ども達のことを想わずにはいられませんでした。

加賀友禅では着物の制作が中心で、染額はあまり作ってはいなかった10年あまり前、イラク戦争で瓦礫の下敷きとなった子ども達の映画を観ました。

やりきれない怒りで、鳥になってさまよう小さな子ども達を染めずにはいられませんでした。

原発への不安に、いたたまれず、子ども達の手を引いて団結小屋に通ったその昔・・。小さかった娘が母になった時、染めずにはいられなかった子を抱く母、その喜びと愛おしさ・・”同じ気持ちです“と立ち止まる方に出会えた頃から、いのちや平和への想いを染め続けたい・・という気持ちは抑え難くなってゆきました。

東日本大震災・・・

国策として、口を封じ、安全と思い込まされてきた原発の信じられない脆さ・・。

豊かな恵みに満ち溢れた地の、生きとし生けるもののかけがえのない日々は、多くのいのちと共に、あまりにもたやすく奪い取られてしまいました。

“国は守ってくれないんだ・・私達は捨てられたのだ・・”

福島からのその言葉は、荒れ果てた故郷に立ち尽くす人達の・・

子を守る母達の・・外で遊べぬ子ども達の・・離れ離れの家族達の・・

いたるところで踏みつけにされた人達の、深い呻きの言葉でした。

喜びや哀しみや怒りや・・その時々の心を染めずにはいられませんでした。

脇道でいい・・創り続けていられるだけでいい・・と、大きなところから離れて、出来ることを探して・・と決めた不器用者でしたが

“ついているよ”・・と支えてくれる仲間たちや、心配してくれる心温かな人達にいっぱい出会えました。

歌や音楽や詩や・・・想いを表現し、いのちや平和を求める人たちにいっぱい出会えました。

能登の自然を子どもたちに・・と願う母達、つなぎあうおんな達にいっぱい出会えました。

自分の想いを口にできなかった臆病ものが、

口にしていいんだ・・と思うようになり、

口に出さなければいけないんだ・・と変わってゆきました。

戦争も核も、子ども達のいのちを脅かすものは、決して許してはならない・・

“決して再び繰りかえしません”・・誓いの言葉もないかのごとくに

まさか・と思う足音が、だんだん、だんだん、大きくなる今、

先をも見ずに、突っ走るこの国は、弱いものも小さいものも踏みつけにして目も耳もふさいだままに、いったい何を追いかけるのだろう・・。

子ども達にいったい何を残し、背負わせるのだろう・・。

いたたまれない思いに苛まれます。

私達が贈れるものは、いのちの未来につなげる希望・・

幸せを求めて生まれてくる子ども達 

かけがえのない命を育み、大地の上に立たせてくれる、真に豊かなものを手渡してゆきたい・・。

それぞれの場所で、それぞれが出来ることで、いのちの方向を見つめながら、声をあげたい・・。

あきらめずに、それぞれが願い続けて行くことこそが、子ども達、そのまた子ども達の希望が続いてゆくこと・そのものなのだ・・と。

どんなに小さな声でもいい・・。どんなに小さな想いでもいい・・。

つながり合えば大きくなれる・・と。                       

 

 

今年のパネル展では<読書コーナー>を設けて、「はだしのゲン」「この世界の片隅に」などの漫画本や絵本も持ち寄りました。

 

 はだしのゲンをひろめる会も参加している反核・平和おりづる市民のつどい実行委員会が今年も8月2日から16日まで、石川県庁19階展望ロビーで「平和のパネル展」を開催しました。今年の展示作品は、日本原水爆被害者団体協議会制作の「原爆と人間」パネル30点、友禅作家の志田弘子さんの友禅染絵11点です。

 展示会場に備えてあった「感想ノート」に記載された寄せ書きを以下に紹介します。

2018年 平和のパネル展 感想ノート

    日 時  2018年8月2日(木)~8月16日(木)

    会 場  石川県庁19階展望ロビー

    主 催  反核・平和おりづる市民のつどい実行委員会

    事務局  石川県生活協同組合連合会

 

8月2日(木)

〇いつもの写真と追加されたものと、あらためて貴重な歴史を知り、そして反核・平和の想いを強めるひと時になっています、なりました。志田作品もあらためてしみじみ味わいながら鑑賞しました。明日(3日)のどいね原発300回目も、がんばります。

8月3日(金)

〇代筆、あすから広島へ行きます。8月5日、原爆供養塔のところで祈ります。30何年続けていることです。その前に来ました。

〇原ばくもこわいけれど黒い雨も、その雨にあたると髪の毛がぬけたり、病気になったりして死んだ人もいるので、黒い雨もこわいと思いました。(小学4年)

〇熱線や爆風などでいろんなものが死んでしまってこわいと思いました。

〇福島の事故で一時は国全体が廃炉の方向に向かったかと思われましたが、福島がまだ事故の解決も見えていない状態で、首相は海外へ「原発は安全です」と、何の根拠も説得力も無い売り込みを続けている。誰にもどうしようも出来ない、怒りがこみあげます。

〇デイサービス「シェア金沢」から利用者10名がヘルパーさんのご好意で「折り鶴」を出された中島外次さんの展示を見学させてもらいに来ました。係の方の平和への熱い想い、願いの説明を耳にしながら語り継ぎいかなければならない責任を厚く感じました。有難うございました。感謝です。

8月4日(土)

〇見せていただきました。すみませんが「沖縄スパイ戦史」のチラシ置かせてもらいましたが、そぐわなければ撤去してください。(水口)

8月6日(月)

〇毎年、見ています。原爆と人の死を考えられないのですかね? 人が1名亡くなってもツライのに沢山の人が亡くなり地獄ですよ。

〇初めてみた写真もあった、写真に負けないよう応援します。

8月7日(火)

〇祖父母からよく戦時中の話をききました。聞くのはとても嫌でしたが、そういったことを伝えていくことは大事なことだと子供心に思いました。今日のパネルを見て、祖父母のことを思い出しました。

〇8月6日、9日は忘れてはならない日。毎年ここに来て自分の生きていることをふり返る。写真展は毎回、同じ様子・姿を見ても胸が痛みます。あってはならないこと、自然の災害ではない。人が人を殺すことはあってはならない。命の大切さを今日も学びました。

8月8日(水)

〇昨日テレビのニュースで知り見に来ました。何と悲しい悲しいパネルです。涙が出ました。原発もなくなれば良いと思いました。祈るだけです。(73歳)

〇私は毎年ヒロシマ・ナガサキの写真展を身に来ています。初めてきた時は思わず涙が出ました。子供と女性がかわいそうでなりません。来年も見に来ます。

〇つるのおりかたはかんたん。つるのおりかたできた。

8月10日(金)

〇子供の頃に色々な写真をみて、ショックだったことを思い出しました。とても悲しくて辛いできごとです。二度とこんなことにならないよう幸せでありたいと願うばかりです。(母、47歳)

〇つみがないのに死んでしまった人たちがいて、かわいそうだと思った。(小学6年)

〇げんばくはおそろしいなと思った。もうそんなことはやめてほしいな。平わになったらそんなに人は死なないから・・・。

8月11日(土・休日)

〇ゆっくり見ています。志田さんの作品、実に手の込んだ作品ばかり。そして手元がぶれてない、平和への迷いがない作品なのですね。(岩原茂明)

〇生々しく亡くなった方の写真を見て正直、うわった思ったし、見れなかった。今の時代は本当に恵まれていると思った。世界で戦争などなくなればいいのに・・・。(21歳)

8月13日(月)

〇何度見ても胸がつまりますね。年々年を重ねていくと・・・。広島・長崎のこの悲惨な思いや次世代にもしっかりと届きますように・・・。

〇学童がお休みなので小学生12名、年中さん1名連れて見に来ました。原爆パネルははじめて見た子どもたち。「こわかった」と言っていましたが、大切にしたい気持ちだと思います。(母45歳)

8月15日(水)

〇話は聞いてまいりましたが・・・涙が止まらず・・・。弟を背負っていた少年は現在80代・・・。8月6日この日が来る度、涙どころではないでしょう。日本の隅っこからですが、祈、祈、平和を。

〇7月4日に広島のNHKの番組の鑑賞にあたり行ってまいりました。折り鶴をたくさん見てきました。平和をもっともっと願うようになりました。いのちのうた、すてきな歌もきいてきました。(58歳)

〇昨年、西本多美子さんのお話をお聞きしました。平和の大切さ、戦争の恐ろしさ・・・伝えていきたいです。

8月16日(木)

〇平和のつどい〝不戦のつどい〟を終えたことで、何かホッとして、今日、雨が強かったですが、出かけて来ました。実行委員の皆様、ごくろうさまです。不戦を学ぶのは夏だけではないのだが・・・と思いながら、TVでこの時期に集中しているドキュメンタリー番組をできるだけ観るようにしています。

「ノモンハン事件の責任は?」

「満州開拓団の女性の悲劇」

が直近で記憶に新しいです。

 ノモンハン事件については、初めて知りました。責任ある立場の人間が誰も責任をとらない戦争。今のアベがそのとおりですね!情勢読みの甘さといい・・・日本人の特質かしら???と悲しくなります。日本人は武士道の潔さを美としているのではないの?

 また、直接「ソ連の交戦せよ!」とあおり立てた辻政信が石川県出身者で、責任を取らされることなく生き延びた。その息子が言った言葉も腹立たしいものでした。「父は少佐だった。まだ上に中佐とか大佐とかいるのでしょ、父にはそんな責任はないよ」とアッケラカンと。

 すみません、長々と書いてしまいました。岩原さん、きのうもお疲れさまでした。

 志田さんの作品、実物はこんなに大きかったんだ。迫力! (能沢栄)

〇暑い中、ご苦労様です。非核・平和の道を共に歩みたいと思います。(金沢市議会 森一敏)

 

(注)「平和のパネル展」は来年(2019年)も8月2日~16日、石川県庁19階展望ロビーで開催します。

 

【原水爆禁止2018年世界大会・国際会議 参加報告】

核兵器禁止条約の早期発効へ 私たちができることを

NPO法人はだしのゲンをひろめる会

副理事長  江守道子                           

 8月2日から3日にかけ、例年広島で開催されている国際会議に今年で3年連続の参加になりました。会議は、アイルランドやオーストラリアの政府機関代表はじめ、世界や国内の平和団体代表や個人など、23カ国約200名の参加者で構成されていました。

フランスの出席者らと記念撮影する筆者㊨

 

 冒頭、世界大会実行委員長の野口邦和氏が主催者挨拶で「私達の運動が、1年前の歴史的な核兵器禁止条約採択となり、条約の発効と朝鮮半島の非核化の実現に向け各国の世論と運動をどのように前進させるか?また安倍政権に対し〝核の傘〟依存の見直しと条約への署名と批准を粘り強く迫ろう」と訴えました。

 被爆者代表で日本被団協事務局次長の大下克典氏は、条約不参加の日本政府に対し「唯一の戦争被爆国として率先して批准すべきで、核の傘を理由に反対するとは何たることか?」と批判。条約の早期発効を訴えるヒバクシャ国際署名にも触れ、「国内外により多くの署名を集めよう」と呼びかけました。両氏共に、大会テーマ「核兵器のない平和で公正な世界のために」私たち一人ひとりができることを実践しようと語りかけているのが印象的でした。

 第一セッション「広島・長崎の原爆被害・核兵器の非人間性、ヒバクシャのたたかい」では、4人の発言者がそれぞれの立場から原爆当時の被害の大きさや、その後も継続する放射線被害との闘い、そして今なおその傷を背負って生きている実相を語ってくれました。私は、韓国人の原爆被害による死者が6万人に及ぶと初めて知り、当時の日本の植民地政策で、300万人もの人々が日本で強制労働をさせられた実態も知り、改めて戦争の悲惨さに言葉を失いました。

国際会議全体会で発言する江守道子さん

 

 第二セッションでは5人の発言者がありました。最初にアメリカ平和・軍縮・共通安全保障キャンペーン議長で、この会議の常連ジョセフ・ガーソン氏が「アメリカ人として原爆投下が、それ自体、世界法廷の基準に照らしても人道に対する犯罪であることを認めたい」。そして「トルーマンの原爆投下は、究極的には原爆を手に入れ、ロシアより優位に立ちたいという思いからなのです」と・・・・、また、現在のトランプ政権に関し、混乱迷走し、再び東西冷戦時代に逆戻りしている危険な時代であり、議員やマスコミを通し核兵器廃絶を多くの活動家や市民と共同で活動している報告が印象的でした。

 翌日の第三セッションのテーマは「核兵器廃絶と諸分野の運動との連帯」。発言者の一人でロシア、フィンランド港南岸公共評議会/映画監督のオレグ・ボドロフ氏は「私は長年ロシアとNATOが対立するバルト海沿岸に住んでいますが、そこは地球上で最大級の核の集積地で、10基の軍用・民間原子炉が建設され、今も新たに3基が建設中。長崎に投下された原爆3,000発分のプルトニウムを含む5,000トンの使用済み核燃料。さらに。30基以上の原発用原子炉があり、今も4基が建設中。ロシア外務省は〝核兵器禁止は、ロシアの国益に反する〟と公言。氏は、これに対しNATO加盟国とロシア指導者、議員に対しバルト海地方での敵対と軍事化中止を呼びかける署名運動を開始。そして代わりにエコシステム保全計画の資金集めを呼びかけ、バルト諸国やイギリス、フランス、アメリカのNGO代表110人が署名してくれたそうです。最後に「友人の皆さん、私たちは共通の家に住んでいるのです。地球です!私たちは共に子供を育て、健全な環境を必要としています。」と結び、私たちの今後の核兵器廃絶・平和運動への取組みの原点であると再認識しました。

< 追記 >

 私の役割は、漫画『はだしのゲン』を世界中に広めるため、会を代表し英語でスピーチ。世界中の人々、とりわけ若い世代に戦争の悲惨さ、愚かさを知ってもらうため、学校や図書館へ寄贈の働きかけです。今年の国際会議ではフランス、アメリカ、フィリピンからの海外代表5人から『はだしのゲン』(英語版)8セットの申し込みがありました。

 

 NPO法人はだしのゲンをひろめる会第6回総会を5月13日、金沢市近江町交流プラザで開催しました。

 最初に浅妻理事長から昨年の第5回総会で定款の一部改正(副理事長を1人から若干名に変更)をおこない、本年4月22日の理事会で末友雅子理事を副理事長に補充選任した報告がありました。

 今年の総会に提案・承認された2017年度事業報告及び2018年度事業計画を紹介します。

・2017年度事業報告(PDF:233KB)

・2018年度事業計画(PDF:190KB)

2018年4月吉日

 会員各位

特定非営利活動法人 はだしのゲンをひろめる会第6回総会 ご案内

特定非営利活動法人 はだしのゲンをひろめる会

理事長  浅妻南海江

 陽春の候、皆様にはお変わりなくお過ごしのこととお喜び申し上げます。

 さてNPO 法人はだしのゲンをひろめる会が活動を始めて6回目の春が巡って参りました。この5年間、試行錯誤の中から多くを学び、実績を積むことによって、細かった活動の幹は徐々に太くなり、枝葉を延ばしてようやく平和運動の大地に根付いてきたことを実感する昨今です。

 米、北朝鮮の険悪な関係によって、一時核戦争が現実味をおびたことは、核抑止力の理論が人類にとって如何に危ういものであるかを物語っています。

 今後も、核兵器へ警鐘を鳴らし、平和を願う少年ゲンの一層の活躍を願い、皆様と共に活動を続けて参りたいと思います。

 万障お繰り合わせのうえご出席いただければ幸甚に存じます。

 日 時  2018年5月13日(日)10:00~11:30 

 場 所  金沢市近江町交流プラザ4階研修室1

 第1部     総会記念企画 

      DVD上映「かあさんと呼びたいー原爆孤児を支えた心の里親運動」(30分)

       (読売テレビ制作 NNNドキュメント 2016年4月18日放送)

 第2部  総会審議事項                             

     ①2017年度事業報告及び2017年度活動計算書

     ②2018年度事業計画案及び2018年度活動予算案

 

はだしのゲン・紙芝居

出版物の紹介


はだしのゲン
『わたしの遺言』
 中沢啓治 著

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