活動

 

届けアラブへ! ヒロシマの少年 ゲンの願い

キャンペーンの結果ご報告

 プロジェクト・ゲンが本年5月に呼びかけた『はだしのゲン』アラビア語版・応援キャンペーンは、エジプトで「はだしのゲン」アラビア語版の翻訳と出版(現在、1巻~7巻まで)に奮闘しているカイロ大学のマーヒル・エルシルビーニ教授を励まし、全10巻出版をめざすとともに、アラビア語圏の人々に広く読んで貰うよう学校や図書館などに寄贈して、核の恐ろしさ、平和の大切さをゲンを通して知ってもらおうというプロジェクトです。はだしのゲンをひろめる会もこのプロジェクトに協力しました。

 アラビア語版・応援キャンペーン(Tシャツ&トートバッグの販売)は予定通り、8月末をもちまして終了しました。下記の通り多くの支援金が集まりましたのでご報告します。

 Tシャツとトートバッグ販売  296枚+59個  ¥524,296

 寄付金                    ¥145,140

                                     合計       ¥669,436 

 プロジェクト・ゲンは、今回集まった支援金をマーヒル教授に送金し、アラビア語版の購入、アラブ諸国の学校や図書館などへの寄贈に充当していただきます。

 この度の応援キャンペーンにご協力いただいた多くの皆様に感謝申し上げます。

                   2019年10月18日

   NPO法人はだしのゲンをひろめる会

2019年 平和のパネル展 感想ノート

展示内容    「原爆と人間」パネル、はだしのゲン紙芝居、平和の子ら像、     国連・核廃絶デー記念企画/アーサー・ビナード講演会案内

開催期間   2019年8月2日(金)~16日(金)

開催場所   石川県庁19階展望ロビー

主    催        反核・平和おりづる市民のつどい実行委員会

事 務 局        石川県生活協同組合連合会

<8月3日>

〇戦争は絶対にしてはいけません。本日、広島・長崎の原爆被害の写真を拝見し、被害の悲惨さを改めて心に強く感じました。戦後74年、段々と戦争体験等が薄れていくので、このようなパネル写真を活用し、若年世代に戦争の悲惨さを継承した方が絶対必要です。

<8月6日>

〇施設の子ども達とともにとても写真にショックを受けていた様子。戦争の怖さを知ったようです。74年前の今日。

〇未来の世界の子どもたちの幸せのため、戦争の悲惨さを伝えていく義務を感じる。

<8月7日>

〇昨日の(平和祈念式典での)広島市長の話はよかった!

〇私の同期の通信兵が原爆にやられました。

<8月8日>

〇祈りを込めて鶴を折りました。核廃絶を願います。

〇父も母も川も燃えてる原爆忌

<8月9日>

〇今日は長崎に原爆が投下され、74年。核廃絶の思いを強く感じる一日。

〇はだしのゲンは子供の頃に見た(怖くて少ししか)記憶です。今日も少しドキドキして見させていただきました。平和は大事だとつくづく感じさせられました。自分がどれだけ幸せだということを感じさせられました。ありがとうございました。

〇8月の6+9は15だと・・・3、4年前にラジオ放送で聞いた詩で、孫に聞かせるおば

 (広島)(長崎)(終戦)

 あちゃんの悲鳴が胸を打ちます。原爆と戦争の悲惨な事実を決して繰り返してはなりません。使うものと被害を受ける人間がいることを見逃すわけにはいきません。今日はしばらくここにいようと思います。

<8月11日>

〇いつまでも平和でありますように。

〇子供の頃、息子が中学生の頃、はだしのゲンを見、心に残っています。今の不安な世界の情勢が平和に向かいますように。

今年も「平和マンガ」紹介コーナーを設けました

<8月13日>

〇原爆と人間の展示を見てヒロシマ・ナガサキの人達の受けた原爆の災害を改めて私自身の身に受け止めました。今年はヒロシマの日、8月6日にテレビを通して黙祷をいたしました。私たち自身毎日忘れていけないことを忘れてしまうことに申し訳なく思いました。これからも折りにふれて思い出し世界平和を心から祈ります。

〇一日も早く、日本が平和になってほしい。原子力発電がなくたって日本はやっていける。何故そのことに気づけないんだ。

〇原発反対!!

〇小学校の頃、中沢啓治先生の「はだしのゲン」を読んでスゴク、ショックでした。核兵器絶対反対です! 広島・長崎で亡くなられた方々のご冥福を心よりお祈り申し上げます。

〇せんばづるがたくさんあった。

今年5月に制作したCD「平和の子らー石川発・被爆者の想いを歌いつなごう」

 

<ご案内>下記のアーサー・ビナード講演会について、詳しくは主催団体/核戦争を防止する石川医師の会HP(http://ippnw-ishikawa.jp/)をご覧ください。

国連・核兵器廃絶デー記念企画/アーサー・ビナード講演会 開催案内

原水爆禁止2019年世界大会・国際会議 参加報告 

核兵器廃絶へ共同と連帯

                    はだしのゲンをひろめる会  坂東弘美                           

 8月3日。 朝7時24分名古屋発ひかりで広島市文化交流会館に向かう。タクシーの運転手さんが「昔は岩国基地のアメリカ兵が来るぐらいだったのに、オバマさんが来てから、広島の外人観光客はドッと増えましたよ」と言っていたが、街には外国人観光客が多い。

 チラシA4 600枚(アラビア語支援日英語と寄贈申請書200×3)と、見本英語版1と2巻。広島国際センターに寄贈するアラビア語版1-5巻と中国語(繁体字)10巻は、一人で運ぶには相当の重さであったが、無事会場に到着。

 会場で資料は発言者の原稿のみ並べられるとのことで、急遽コンビニでコピーして、日・英100枚ずつの200枚を準備。寄贈受付チラシはロビーに置いた。出発前にリクエストのあった、広島国際センターの廣瀬さんとロビーで待ち合わせ、無事贈呈。とにかくゲンの漫画が目立つことだけ考え、募金箱も机の上。紐をつけて肩にかけ、常時投入歓迎体勢。

 1945年来、アメリカは、広島・長崎への原爆被害が世界に伝わることを恐れ、厳しい報道管制をおこなった。1954年のビキニ水爆被災事件をきっかけに、広島・長崎の被害、放射能による惨禍が知られたことを背景に、1955年8月、広島で第1回原水爆禁止世界大会が、翌56年には、長崎で第2回原水爆禁止世界大会が開かれた。以来連綿として世界大会が開催されてきた。今年のテーマは「核兵器廃絶へ共同と連帯の推進―反戦平和、原発、環境、人権、暮らしなど運動とともに」。

 

 今年の国際会議は 21ヶ国、86名、37団体の海外からの参加。2015年の報告では、20ヶ国147名。2017年は26か国260名となっているので、今年の参加は少ない方か。今年の全体の参加者は200名。核保有国も参加している。中国にも招待状は送っているが、返事が来ないそうだ。海外代表紹介。主催者と被爆者の挨拶。地球上には14500発の核兵器。国連で核兵器禁止条約を採択させるために奮闘しているオーストリア、キューバ、メキシコ、ベネズエラは政府代表が参加している。日本原水爆被害者団体協議会事務局次長の被爆者挨拶には会場が引き締まった。

 オーストリア 欧州統合外務省公使、核兵器・IAEA・CTBTO・NPT課長 ガルフオーファー氏挨拶。「わが国の憲法は核兵器を原子力とともに明確に禁止している。」の言葉を羨ましく思った。米国とロシアの非政府組織・運動・キャンペーンの共同声明は、ユーモラスに始まったが、「我々はそれぞれの政府が近年行なってきた危険で容認できない核脅迫を非難する。ロシアの場合、クリミアの事例であり、アメリカの場合はイランと北朝鮮である。ブレティン・オブ・ジ・アトミック・サイエンティスツの終末時計は零時2分前に設定された。」の発言に緊張する。質疑応答もとても活発でフレンドリーな雰囲気で進んだ。

 若い研究者や平和行進を続けている若者が、発言するのは頼もしい。(平和を教え、平和和を創ろう、フィリピン)国際青年リレー行進者のゲレーロ氏は写真家であり、アーティスト。ヨルダンの中近東大学プロジェクト「夾竹桃イニシアチブ」学術アドバイザー・国際資格コーディネーターのラージャさんのスピーチが心に残る。次世代を信じ、学生たちと色々な対話をしている。イスラエルが隣で、イランの核兵器。いつも恐怖心の中で暮らしている。米人議長が「私も米人として恐怖心を感じている」と発言。ベトナムでは今も枯葉剤で苦しんでいる。銀行の軍需産業への投資は代替案が必要。ヨーロッパには倫理的な信念を持っている銀行もある。憲法九条の大切さ、沖縄の県議会議員からの発言には何度も拍手が起きた。国際会議は様々な世界の問題があぶりだされる場だ。

 開会総会で発言する坂東弘美さん

 議長席に発言用紙に記入して申請すれば、誰でも発言できる。私は200人全員が参加している時間帯にうまく入れてもらえ、クルリと回ってTシャツのゲンの漫画を見てもらい、更に募金箱も高く掲げて、アラブ支援の呼びかけをする。議長が「はだしのゲンは強力なツールである」と、後を繋いでくれた。

 午後は分科会。私は「核兵器廃絶へ共同と連帯の推進–反戦平和、原発、人権、暮らしなど運動とともに」に参加。ここでも発言申請して、1990年に救援のためにチェルノブイリを訪問したことがきっかけで、浅妻さんと知り合い、彼女が「はだしのゲン」をロシア語に翻訳したこと、服部君事件でクリントン大統領に直接日米170万人の署名を手渡した話、日中戦争など、暴力で解決する根っこは同じであるという具体的な話をした。

分科会参加者と記念撮影

 ロシア、イランでクーデターを見てアメリカへ渡った女性、フィリピンもアメリカが私達の国に何をしたか…などと続き、日本の20歳の学生も「僕も話したくなった」と、皆次々とマイストーリーを語った。 沖縄も岩国基地の話も結局はアメリカ。

 8月5日の閉会総会。英語の見本の本を買いたいと言っていた人が2人いたので、金沢と連絡をとって、売るつもりで立ったけれど、現れない。というか、誰かと話していると、一人では対応が出来ないので、通過されてしまうのだ。やはり二人くらいの参加は必要だと思う。「僕もゲンって言うんです」と、30代の若者現る! 両親がゲンが好きで、この名前にしたと聞かされて育ったと言う。甲府の青年。

 広島の地元民間放送のTVは、広島・長崎の悲劇が繰り返される危険が、今以上に増大したことはない。来年はNPT発効から50年。核保有が五大国のみに認められている不平等性を厳しく問うた会議であったことを、参加者のインタビューを通して丁寧にレポートしていた。

 「国連憲章の平和原則を遵守し対話と外交によって問題を解決することを強く要求する。核兵器の非人道性を体験した日本は、アメリカの核の傘から離脱し、禁止条約を支持し、参加すべきである。被爆者の平均年齢は82歳を超えた。人間らしく生きようとするすべての人々とともに「核兵器のない平和で公正な世界」の実現のために力を尽くそう。

 会議では来年の核不拡散条約(NPT)再検討会議に「核兵器廃絶を求める世界の声を届けよう」と繰り返し訴えられ、署名が呼びかけられた。

 6日。広島市原爆死没者慰霊式並びに平和祈念式典に一般席で参加した。毎年首相の挨拶は矛盾の巣窟で虚しい。核兵器廃絶と毅然と言うべきは日本なのに。途中で雨が降り出し、遠くに右翼?の声が聞えるけれど、雨のせいか気にならなかった。平和記念公園内を歩きまわって日本語、英語のアラビア語版出版支援チラシを配る。

被爆証言のあと海外代表から折り鶴を受け取る西本多美子さん

 午後からは世界大会。年々大会の規模が小さくなっていて、今年の参加者は1300人と発表された。金沢の西本多美子さんが被爆者証言をする。いつも聞かせてもらっている4歳の時の体験だけど、何度聞いても涙が出そうになる。立派なスピーチだったが、年々被爆者は減っている。核兵器禁止条約の批准は急がねばならない。

 世界大会のフィナーレ。名簿を見ていて驚いた。名古屋工業大学のエサティエ先生が、「戦争を超えた世界 日本支部コーディネーター」として参加していた。名工大には、英語と中国語(繁体字)版を彼が入れてくれている。皆で「ウィシャルオーバーカム」を歌って終了した。

「広島 愛の川」を作曲した山本加津彦さんが演奏

 西本さんと彼女の親友の中島さんと合流。元安川で中澤ミサヨさんとも合流。主催者の作曲者である山本加津彦氏に挨拶して、中沢啓治作詞の「広島 愛の川」合唱を聴く。原爆ドーム対岸の親水テラス(とうろう流し会場)で開かれるようになって、今年で5回目だ。毎年こんな行事が行なわれていること、天国の中沢啓治さんに伝えたら、どんなにか喜ばれることだろう。ゲンよ、愛の川から世界へ羽ばたけ!

 

 

 

 NPO法人はだしのゲンをひろめる会も参加している反核・平和おりづる市民のつどい実行委員会は2005年から毎年8月に石川県庁19階展望ロビーで「原爆と人間展」を開催しています。

 今年の「原爆と人間展」は下記の要領で計画していますのでお知らせします。

チラシ_平和のパネル展2019

  NPO法人はだしのゲンをひろめる会も参加している反核・平和おりづる市民のつどい実行委員会が開催する「ピースディ2019」および「平和のパネル展」の開催案内チラシを紹介します。

 

 エジプトで「はだしのゲン」アラビア語版の翻訳と出版(現在、1巻~5巻まで)に奮闘している、カイロ大学のマーヒル先生を応援し、全10巻出版を目指し、アラビア語圏の人々に広く読んで貰うよう、大学や学校、公共の図書館などにも寄贈して、核の恐ろしさ、平和の大切さをゲンを通して知ってもらおうというプロジェクトです。受注生産なので、期限があります。ネットで注文できますので、皆さん、ゲンを応援してください。拡散大歓迎!

公式ツイッターは、
Tシャツの受注サイトに行くと、
こんな画面が現れますので、そこでクリッククリックで進んでください。
ゲンのTシャツ受注サイト画像.jpg

※本商品は受注生産となります。受注締切り後、生産→発送となりますので、発送までにお時間をいただきます。予めご了承下さい。

締切り 2019年5月17日(水)23:59までのご注文

2019年4月吉日

 正会員各位

                        特定非営利活動法人はだしのゲンをひろめる会

                              理事長  浅妻南海江

はだしのゲンをひろめる会第7回総会 ご案内

拝啓

 うららかな春の日差しが心地よい季節となりました。皆様にはお元気でご活躍のことと思います。

 平素は本会事業に格別のご支援をいただき、厚くお礼申し上げます。

 さて、2013年5月に設立したNPO法人はだしのゲンをひろめる会は、下記の要領で7回目の総会を開催致します。

 この6年の間に『はだしのゲン』は新たにアラビア語版、シンハラ語版、中国語(繁体字)版等が翻訳・出版され、これまで24言語で出版されて国内外の子供たちに読み継がれています。また本会設立以降の累計で45カ国に『はだしのゲン』54セット、『Barefoot Gen』125セットなど寄贈することができました。

 今後も、核兵器へ警鐘を鳴らし、平和を願う少年ゲンの一層の活躍を願い、皆様と共に活動を続けて参りたいと思います。

 万障お繰り合わせのうえご出席いただければ幸甚に存じます。

敬具

 日  時:2019年5月19日(日)13:00~14:00

 会  場:石川県保険医協会会議室 電話076-222-5373

      (金沢市尾張町2丁目8番23号 太陽生命金沢ビル8階)

 運営次第:第1部 DVD上映「あの人に会いたい―中沢啓治さん」(NHK映像ファイル)

      第2部 総会議事                                        

 

 昨年8月にコスタリカの国連平和大学図書室に「Barefoot Gen」1セットの寄贈に協力いただいた沖本直子さん(広島出身)を介して、国連平和大学から本会に寄贈お礼状が届きました。本会HPに紹介します。

 

はだしのゲン・紙芝居

出版物の紹介


はだしのゲン
『わたしの遺言』
 中沢啓治 著

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