広島原爆を描いた漫画「はだしのゲン」の故・中沢啓治さん(2012年に73歳で死去)が残した唯一の詩「広島 愛の川」に、作詞作曲家の山本加津彦さんが作曲し、歌手の加藤登紀子さんが今夏から歌う継ぐことになっています。毎日新聞2014年3月2日付(PDF:410KB)
「広島 愛の川」 作詞 中沢啓治 / 作曲 山本加津彦 / 歌手 加藤登紀子
1、 愛を浮かべて川流れ
水の都の広島で
語ろうよ川に向って
怒り、悲しみ、優しさを
ああ、川は広島の川は
世界の海へ流れ行く
2、 愛を育てた太田川
手取り駆けった川堤
伝えよう川に向かって
怒り悲しみ優しさを
ああ、川は広島の川は
世界の海へ流れ着く
3、 愛する我が子に頬ずりし
姿川面に写す日々
誓おうよ 川に向かって
怒り、悲しみ、優しさを
ああ川は広島の川は
世界の海へ巡り行く