日本子どもを守る会「第19回平和祈念集会」にて
『はだしのゲン』ロシア語版を寄贈しました
日本子どもを守る会の「第19回平和祈念集会-『原爆の子』ロシア語版の今日的意義」が8月13日、東京都内にてオンライン併用で開催されました。講演者は、ロシア語版翻訳者のマリア・キリチェンコさんとロシア語版の出版を仲介したロシア研究者の川村秀さんです。
広島の子どもたちの原爆体験文集『原爆の子』(長田新、1951年刊行)は、世界の平和教育のバイブルとも言われていて、『はだしのゲン』と双璧とも言われます。ロシア語版は、2010年 に『ヒロシマの子供達』という書名でモスクワで刊行され、大きな反響を呼びました。 4月には、モスクワの第1486学校 で中・高生の読書会も開かれ その時の様子も紹介されました。
この集会には翻訳ボランティアグループのプロジェクト・ゲンの会員も参加されており、本会から①講師のマリア・キリチェンコさん、②国営ロシアの通信社の日本特派員、③ロシア大使館に『はだしのゲン』ロシア語版を3セット寄贈することができました。
ロシアのウクライナ侵攻と核使用の威嚇が長引くいま、時宜を得た取り組みになりました。
*詳しくは関連リンクのプロジェクト・ゲンHPをご覧ください。
タイトル:「原爆の子」(長田新)と「はだしのゲン」(中沢啓治)が繋がった!