2014年「原爆と人間展」の感想ノート

はだしのゲンをひろめる会も参加している反核・平和おりづる市民のつどい実行委員会が、8月5日から18日まで石川県庁19階展望ロビーで開いた『2014年原爆と人間展』では、日本原水爆被害者団体協議会制作のパネル「ヒロシマ・ナガサキ 原爆と人間」及び「はだしのゲン・紙芝居」(全5巻80頁)を展示しました。

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来場者による感想ノートを全文紹介します。

〇世界平和! いまでも内戦している国があり、ガソリンが下がりません。一人でも多くのお客様がいらっしゃいますように。(山代温泉)

〇平和な日本が続きますように・・・・。

〇戦争反対! 今の幸せはご先祖様のおかげです。平和を感謝していきます。戦争のことは忘れません。(mile)

〇戦争は恐いですね。(Ta)

〇戦争はみんなを不幸にします。戦争にあたってない人も気づきつつあります。(Men)

〇多くの人たちが見て、改めて戦争の恐さを考えて、子どもたちと話をしたらいいと思いました。

〇「戦争の無き世の中に」と願う者です。(77歳の老人)

〇2014年7月中旬、ハワイの2島に晩婚旅行をしました。ホノルルでのホテル・・TV画面は旅客機事故の映像が連続して放映されていました。世界中で飛行機事故が絶えませんね! 戦争に巻き込まれた人々を思うと泣ききれません。

〇戦争をやめてほしい。戦争をなくそう。

〇自分は中2だけど戦争を今後なくしたい。

〇戦争はダメ、やめよう。(中野△△)

〇とてもむずかしかったけど楽しかったです。(渡辺△△)

〇戦争で亡くなった人たちの分も自分の人生を大切に生きてほしい。(中1女子)

〇原爆でたくさんの命が奪われた。だから戦争はやめたほうがいいと思う。(西川△△)

〇戦争に向かう訳ではないが、軍拡の動きがあるが、第二次大戦をふまえれば、いかにバカなことか、改めて深く考えさせられました。(谷口△)

〇戦争はやはりだめだと思う。(ほたる)

〇戦争、核、被爆 どれを見ても単純なところでダメだとわかるのに、どうして声高に訴え続けなければならないのか。それがわからない。そんなに弱いものだろうか。人間の心って。こんな明白な答えをどうしていつまでもグレーにするのか、わからない。

〇学校授業で戦争について学ぶことはなくなったようですね。2年生の子を持つ母親ですが、うちの娘は戦争についてひとつも知りません。なぜなくなったのですか?伝えていかなければダメだと思います。(かよ)

〇戦争、なくなってほしい。(もか)

〇戦争のない世界を望みます。原爆って恐いね。

〇「はだしのゲン」を見ました。①~⑯まで5セット展示してありましたが、もう少しまとめて1セットか2セットにした方がよいと思いました。(公務員)

〇県庁19階展望ロビーから見る景色は金沢がすごく発展しているとよくわかりました。でも戦争が始まると石川が破壊されてしまうので、戦争は止めたいと思いました。(浅野川中2年)

〇歌作り

せんそー せんそー ひろしま ながさきー

せんそー せんそー 生きるーのだ!

ひろしまっ な・が・さ・き! (小4 白山市 〇〇〇〇)

戦争のない平和なくらしになりますように!

〇人間一人では生きていけないのだから、誰もが幸せでありますように。(白山市民)

〇今年もまた見に来ました。毎年、毎年、原爆、原発のない世界になる気持を新たにします。フクシマは悪化の一途。「微力でも無力ではない」この言葉を胸にこれからも。

(2014年8月13日 福島からの避難者)

〇「はだしのゲン」をはじめて見ました。学校でも戦争の話を聞かせてほしいです。今の子どもたちは何も知らないので・・・。(30代主婦)

〇小学校の時に、教室に「はだしのゲン」があって読みました。とてもつらい場面がたくさんあり、心に残りました。だけど戦争の本当の恐さやひどい出来事。だけど日本人は負けず今がとても平和である。昔の人のがんばりのおかげで今を安心して生きられるということのありがたみがわかる、いいマンガだと思います。(40代主婦)

<8月14日>

〇戦争はダメだと思う。でも戦争がなければ平和もないのではないだろうか。戦争のない世界でもとめる平和とは何か?戦争はいけないことだ!

〇ながさき・ひろしまにげんばくを落とされ、ひどい目にあったことを「かわいそうや」なと思っています。ながさき・ひろしまに思いをこめて「おりづる」を作りました。私はしあわせなところですごしているんだなと思います。(9才)

〇また見に来ました。ひとりでも多くの方に被爆のことをお伝えしていきたいです。

<8月15日>

〇パネルを見て戦争はとても悲しく辛いことです。体験していない私たち世代にとって、このパネルを見て、あらためて世界の平和を願います。子や孫の時代ず~っと平和な地球を心から願います。(T.K)

〇変形オリヅルの作り方、郵送ありがとうございました。(M.T)

〇広島に生まれ、育ち、ずい分遠くまで来たような気がしていましたが、ここでもヒロシマに出会うことができました。この歴史を真剣に受け取らなければ、次は私たちが愚かな炎の犠牲者となると考えています。語るには弱く小さな者ですが、広島に生まれた責任を想っています。(40代会社員)

〇風化させてはいけないと、改めて思いました。(50代主婦)

〇二度と戦争なんてしたくないと強く思った。

<8月16日>

〇今戦争についてテレビやラジオでこの8月15日前後によく報道されていますが、ほんとうに戦争というものは久しくなったものだと思います。ですが話し合いで解決できず、力ずくで国益のために体をはって国に命をささげた兵隊さんたちは今の日本の糧となったと本当に思います。(44歳男性)

〇喜びが悲しみを生み出し、悲しみが喜びをつくる。争いは終わらない。だが喜びが悲しみを生まない世界を祈る。

〇私が小学校の時に授業で見た写真がありました。久しぶりに思い出しました。これからも戦争を忘れないように自分の子どもにも見せたいです。(31歳女)

〇8月になると思い出したように人々の口に出る原爆。本当はずっと忘れてはいけない一番大切なことなのです。私が高校生の時、修学旅行で広島へ行きました。親友、女性ばかり5人で、見知らぬ方々の入院されている原爆病院へお花をもってお見舞いに行きました。優しい50~60代の女性の目やお言葉が忘れられません。救われたのは、私たち5人でありました。(富田 60代)

<8月17日>

〇戦争はこの世界にいる人々は苦しい思いをするという、とてもいけないことだと思う。外国も日本の人々もどちらもがこの戦争という悲劇にあったので、この争いから平和ということを学び、世界が平和であることが必要だと思いました。そして、いつまでも戦争という恐ろしいものがあったことを平和につなげていけるようになることが大切だと思う。(小6、A.S)

〇来週、家族で広島旅行へ行きます。我が子にどうしても広島を観てほしかったから。この展示を見て、感じて、実際に広島に行き、何かを感じてくれたらと思います。戦争だけは何としても食い止めねば。核兵器だけはこの世からなくさねば、みんなでがんばりましょう!(U.S)

〇6歳の娘が展示写真、イラストを見て私に聞きました。「ママ、これは地獄なの?」と。「そう、地獄だった時があったんだよ、日本は」と答えるのが精一杯でした。私も戦争を知らない世代ですが、それでもできる限り、次の世代に伝えていく責任があると思っています。」

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展示会場で折り鶴を作る親子連れ

 

 

はだしのゲン・紙芝居

出版物の紹介


はだしのゲン
『わたしの遺言』
 中沢啓治 著

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