NPO法人ANT-Hiroshima(渡部朋子理事長)を介して神戸大学のロニー・アレキサンダー教授の協力により、グアム大学のProf. Michael Lujan Bevaqua先生にマンガ「Barefoot Gen」を寄贈することができました。
ロニー教授から渡部朋子さんに届いた寄贈報告のメールを紹介します。
私の仲間の一人、グアム大学のProf. Michael Lujan Bevaqua先生は、グアムの軍事化や基地問題、先住民のチャモルの人々の権利回復活動などを一生懸命しています。彼はChamorro Studies Program のdirectorで、今年の夏に客員教員として神戸大学に来てくれました。そして、グアム島における核兵器の問題について講演などもしたりしています。神戸大学も良いのですが、グアム大学だったらみんなが英語を読むことができるし、核問題に関心のないわかものは読んで関心を持ってくれるかもしれませんと思いました。相談してみたところ、グアム大学の図書館に入れることは問題ありません。そして、Bevaqua先生はご自身も1セットを持っているこれどもう1セットを購入したいと言っていました。
そして、私は研究調査を兼ねて、年末にグアムに行くことにしています。
年明けにロニー教授から渡部朋子さんに届いた写真を紹介します。下記が写真の解説です。
先日訪問したグアムの写真です。
場所はグアムのもっとも美しいビーチの一つ、Ritidian (チャモロ語ではLitekyan)。Andersen Air Force Base の近くです。そのあたりは現在、野生動物保護地区になっていますが (US Dept of Fish and Wildlife 管轄)、使われていない軍用地です。
問題は、沖縄からグアムに来る予定の海兵隊に関係するのです。彼らのための宿舎が近くにできる予定です。そして、写真にある高台に彼らの訓練のために射撃場を作る予定。動物保護区にいる人や動物に誤って撃たれた玉が飛んでくるわけ。反対活動を続けていますが…。
そんなわけで「軍用地」のサインの近くで写真を撮りました。