パオラのNGO活動家と親交のある土田弥生さん(日本原水協事務局次長)に仲介をお願いして、パラオのコロール市内の二つの小学校に『はだしのゲン』英語版を2セットを寄贈することができました。アメリカの核兵器持ち込みを禁止する「非核憲法」を持つパラオの子どもたちにゲンが読み継がれることを期待します。
―――以下、土田弥生さんから当会理事に送られてきた報告文と写真を紹介します―――
はだしのゲンの英語版ですが、パラオのコロール小学校に贈呈してきました。
新年の学校が始まる日に、朝礼に呼んでいただき、少し訴える時間をいただきました。
現地の非核や保健活動をおこなうNGOをやっているサンティ・アサヌマさん(写真の男性)も、校長先生(写真の女性)も学生たちに紹介してくださり、みんなで読むようにと言っていました。
学校でも非核教育をおこなっているらしく、「パラオが非核だとわかっている人?」と問いかけると、多くの子供が声をあげていました。ちなみに学生の数は600人です。
もう一組は、アサヌマさんが、同じくコロール市内のとなりの学校に渡すことになりました。