この程、東京都世田谷区の男性から所蔵されていた『はだしのゲン』(全10巻・汐文社)を1セット、本会に寄贈いただきました。寄贈された方からの問合せメールと送り状を紹介します。
(問合せメール)
メッセージ本文:
突然のご連絡、ご容赦くださいませ。私は広島県出身で現在は東京都内に住む会社員です。子供の頃は学校の教室に「はだしのゲン」が当然のように並んであり平和学習の教科書のような存在でした。 2016年のオバマ大統領の広島訪問を機に改めて平和への思いを強くし「はだしのゲン」を再読したいと思い購入しました。
つきましては、もっと多くの方に読んでいただきたいと思い、寄贈先をインターネットで検索していたところ、貴法人の存在を知りました。 突然のご連絡で不躾ではございますが「はだしのゲン」を貴法人に寄贈させていただきたく存じますが、お引き受けいただく事は可能でしょうか? もしよろしければ、お送りさせていただきます。
(送り状)
前略
先日貴法人のHPから「はだしのゲン」寄贈の問合せをさせていただいたものです。
この度は私の寄贈の申し出をご承諾いただき、誠にありがとうございました。早速ですが、私の「ゲン」をお送りさせていただきますのでご査収くださいませ。
広島県に生まれ育ち、子供の頃は毎年平和学習を受けてきた私は、日本国内ですら原爆の惨状が充分に伝わっていないと感じています。この「はだしのゲン」が一人でも多くの方に読んでいただき、そして核兵器について考える一つの契機になることを願っております。
何卒宜しくお願いします。