広島市立美鈴が丘高校文化祭/書道部が「広島 愛の川」を制作・披露

4 文化祭

文化祭・書道企画展の展示風景    平成26年6月14日(土)

 

広島の美鈴が丘高校書道部の墨田でございます。

6月14日におかげさまで企画展示が終了いたしました。600人を超える書道展来場者がありました。

地元の新聞やNHK(地元)でも紹介していただき、作曲者の山本加津彦さんがCD持参で来校し、作品を描く場面に立ち会ってくださり、この「広島 愛の川」をとおし、多くの方と考量することができましたことに改めて感謝申し上げます。

部員たちは作品に取り組み、書作品として披露することで、ヒロシマに住む自分たちができる「語り継ぐ」かたちを実感してくれたようです。

来場者の感想や、本校生徒の感想をまとめてみましたのでお送りします。

広島市立美鈴が丘高等学校
書道部 顧問 墨田由佳

 

広島市立美鈴が丘高等学校文化祭第26回文化祭 書道企画展「広島愛の川」

感想・アンケートまとめ

《一般来場者》抜粋

・感動しました。素晴らしかった。(78歳女性)

・自分も書けるという点が良かったです。(18歳女性)

・中沢さんの心の叫びを受け継いでいってください。(59歳女性)

・大書はもちろん灯篭の一つ一つにもそれぞれの思いが込められていて良かったです。どこかにずっと飾ってほしいくらいです。(45歳)

・詩と曲を合わせると、自然と涙が出てきそうです。(54歳男性)

・感激した。(71歳男性)

・とてもよい企画だと思います。広島に在住している学生からのメッセージです。残された言葉が文字をとして、みなさんに伝わっていると感じました。(43歳女性)

・テレビで見たので実際を見てみたかった。良かったです。8月6日にもどこかで展示できたらいいですね。(45歳女性)

・書の素晴らしさと、空間の厳かさに、中沢さんの思いが伝わるようで、涙が出てきました。感動をありがとうございました。(49歳女性)

・心が落ち着き、なんともいえない空間があり良かったの一言です。(66歳男性)

・とてもよかったですね。思わず見入り、聞き入りました。(65歳女性)

・実際にNHKの生中継見ました。懐かしく思うのと、一足先に空間を感じました。自分でも作れるのは良いと思いました。(19歳女性)

・生徒さんの一生懸命さがしっかり伝わりました。次回も是非来させて下さい。ありがとうございました。(60代女性)

・幻想的で和めた。同じ部分も違う印象で書いててかっこいい。(16歳女性)

・暗い感じになっていたのでムードが出ていて、素晴らしく説得力があった。(15歳女性)

・8月6日の灯篭流しのイメージですが、その光景を思い出しました。世界に注目してほしいです。(42歳女性)

・静かでとても心がいやされました。(19歳女性)

・入ってすぐ涙が出ました。(40歳女性)

・「広島愛の川」いつまでも静かに流れて欲しいですネ。戦争は絶対してはいけません。幸せで穏やかな日本であることを祈ります、孫のために。NHKのテレビを観てきました。素晴らしい作品に感動しました。書道はいいですね。心をおちつかせて家路につきます。(80代女性)

・あの日の怒り悲しみが伝わって、涙が出ました。(58歳女性)

・思わず見入ってしまいました。(31歳女性)

・入った瞬間に、圧倒される迫力を感じました。中沢さんの広島に対しての想いが字をとおして伝わってきました。(22歳男性)

・幻想的な雰囲気満天で素晴らしい力作でした。(67歳男性)

《書道選択者》抜粋

・「優しさ」や「悲しみ」「怒り」などの意味が伝わってくるような文字の書き方で、すごいなと感じました。川が流れているようなそんな風景が文字を見ているとすごく伝わってきました。

・正直本当は書道見るんかーって思ったけど本当にみてよかった。3Dみたいに浮き出ていた。8月6日に大田川に流れている灯篭みたいだった。

・暗い中で歌詞の心情が表れていてとてもよかった。

・広島の平和を書道で表現できていて、初めてこんな場面で見て、感動した。

・詩の強調したい部分が線の太さや勢いなどで表現されていて良かった。灯篭は大きさがいろいろあって、立体感がとても出ていた。

・薄ぐらい空間の中で、広島愛の川の歌が流れていて、別世界のような空間で、ふしぎと自然に涙が出てきました。急に底からうわっとあふれてきたものがどんなものか、上手に言葉にはできないけれど、初めて「心に響く」ということがちゃんとわかったような気がします。広島愛の川が書かれていた部屋は私にとってとても大事な空間になりました。はじめてこんな不思議な気持ちにさせてくれたあの場所を一生忘れません。ありがとうございました。

・平和について、もう一度考えなければならないと思いました。

・光をとおして文字が映されていて、しっかりとした文字の中に温もりを感じました。平和の大切さが改めて分かりました。

・字に魂や念がこもっているように思えた。平和を願うことは確かに正しいと思う。それを書道で表現すると言霊のようなものを感じる。

・何回入っても心がなごむ空間だった。音楽も流れていてすごくその場に入り込めた。今回この中沢さんの詞を使わせていただくことができて本当に良かった。たくさんの人に伝えることができたし、「よかったよ。」と声をかけてもらうことが嬉しかった。

・「広島愛の川」という平和を訴えている作品を、高校生が書くことにとても意味があるんだなと思いました。灯篭の淡い光に、歌の歌詞が書かれており、この教室だけとても心がざわつきもしたし、落ち着きもしました。

・光と書道の組み合わせは、とてもきれいで心に響くものがありました。川は素晴らしいと思ったし、平和のことにも感謝したいと思った。

・戦争のことについて書かれていて、雰囲気もあったけど怖かった。

・光と書の融合はとてもすごかったです。薄ぐらい中に浮かぶ書は、細いながらに力強さも感じました。

・力強さが伝わった。字を書くことでこんなに思いが伝わるんだなと思った。

平成26年6月14日(土)

10見学者

 

 

 

 

はだしのゲン・紙芝居

出版物の紹介


はだしのゲン
『わたしの遺言』
 中沢啓治 著

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