はだしのゲンをひろめる会HPへのメッセージ
浅妻南海江
ゲンは幼い反核・平和の戦士です。私たちはこの本が子どもたちの手から手に渡って読み継がれることを願っています。初めてゲンの体験を知った子どもたちはどんなに驚くことでしょう。現在過酷な日々を生き抜いている子どもたちはゲンからどんな力をもらうでしょう。私たちもゲンからエネルギーをもらって頑張っています。
江守道子
戦争の中、たくましく生きるゲンの姿に私達が学ぶべきことがあまりにも多くあります。原爆投下の一瞬で多くの命が奪われ、地域・環境の破壊、生涯にわたり放射能による影響で病気に苦しめられる。“歴史を忘れた人は、同じ過ちを繰り返す・・”一人でも多くの皆さんに、ゲンを知って頂きたいと思います
青海万里子
1985年から開催してきた「反核平和おりづる市民のつどい」実行委員会に集う団体の、いくつかの活動が縒り合わさるようにして「ひろめる会」が生まれました。被爆の実相を次世代に引き継ぐツールとして『はだしのゲン』が大きく育ちますように。夢は日本中そして世界の学校図書館にゲンを派遣すること!
大平政樹
戦争が終わって、68年目の夏を迎えようとしている。「戦後レジーム」からの脱却を訴える首相を前に、あの悲惨な現実が風化しようとしている。それで良いはずはない。百万の言葉より、時にずっと人の心に響くものがある。「はだしのゲン」はそんな貴重な日本人、いや人類の遺産だ。作者の中沢さんは逝かれても、その魂は受け継がれていく。今こそゲンが必要な時代なのだ。
神田順一
2020年までに核兵器廃絶を目指す平和市長会議に国内では全市区町村の76.6%に当たる1,330都市が加盟しているが、石川県内では9自治体(45%)にとどまっている。原爆被害の実相と核兵器の非人道性を次の世代に伝えるため、「はだしのゲン」をひろめる活動とともに平和市長会議の加盟自治体もふやしていきたい。
白崎良明
広島、長崎の被爆の実相を伝え、理解してもらうことが核兵器をなくする運動の原点だと思います。世界の、とりわけ核兵器保有国の若者と日本の若者に「はだしのゲン」を届けることを、多くの賛同者とともに取り組みましょう。
西多喜代子
「はだしのゲン」は世界の20カ国近くの言語に訳され、広がっていっています。作者の中沢さんが亡くなられた今からは、さらにいろんな形で力をあわせ、中沢さんとゲンの思いを広げていかなくてはなりません。私にまずできることとして、NPO「はだしのゲンをひろめる会」で、活発に運動していきたいと思います。